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 塾では、実力テストのあと、「得点・順位」とともに「偏差値」を算出し、この「偏差値」を生徒の学力の尺度として利用しています。それは次の2つの理由からです。
 (1) 「偏差値によって、難易度の異なる科目の成績を容易に比較することができる。
 (2) 受験者の中での位置・順位を推定することができる。
 例えば、A君の成績が次の表のようなとき、彼は数学か国語かどちらの出来がよいと判断すればよいのでしょうか。


 このような比較をするには、得点分布状況を見なければ解りません。


 得点分布状況が上のグラフのような場合、同じ70点でも、灰色の部分の面積が小さいほど「値打ちがある」ことが解ります。したがって、このA君のケースは、国語が数学より良くできているわけです。では、国語と数学の出来にはどのくらいの差があるのか見るためには、数値化した方が解りやすいということになります。そこで、統計的手法を利用して、数値化したものが、「偏差値」というものです。





 受験において「○○高校」「○○中学」の合格偏差値は…といった表現がしばしば使われます。
 しかし、「偏差値」は統計的な数字をもとに算出されていますので、母集団が正規分布を示しているかどうかによって、全く数値が異なってきます。
 具体的にいえば、優秀な生徒ばかり千人が受験したテストと低学力の生徒ばかり千人が受験したテストでは、同等に比較することは出来ないわけです。
 なのに、どのテストの「偏差値」を基準にしているかの前提もなくただ「○○高校」「○○中学」の合格偏差値は…といった、2桁の数字だけが保護者受験生の間に噂されています。


小学部
    外部:芦研A・芦研B・五ツ木駸々堂
       芦研A=芦研B+13  芦研B=五ツ木駸々堂
    他塾:浜公開・日能研・成基(教育振興社)
       浜公開=芦研A  日能研=独自基準  成基=客観性が無く利用不能
    内部:育伸・教開
       育伸=教開=芦研B=五ツ木駸々堂
中等部
    外部:五ツ木・北大路
       五ツ木=北大路+12  北大路=易しすぎてミスの少なさを競うテスト
            五ツ木=大阪府公立準拠、国語で作文が出題
    他塾:駿台・Z会
       駿台・Z会=出題範囲が六年一貫校準拠で利用不能
    内部:育伸・教開・大阪進研
       育伸=教開=五ツ木、大阪進研=五ツ木−3
高等部
    外部:全統(河合塾)・駿台・代々木
       全統・駿台=この2つしかない!(駿台は受験層が上位に偏る)
         代々木=受験層が低位に偏っていてデータが不確か
    学校内:府立高校模試・学研・ベネッセ進研
         府立高校模試=易しすぎて勘違いしてしまう
         学研・ベネッセ進研=受験層が低位に偏る。回毎の差が大きい。


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